セッションをしていると そこで起きていることを
「見届ける」ということの大切さを感じます。
そこで起きていることの輪郭がまだぼんやりとしていて、
全てを理解することはできなくても、ありのままをしっかりと見届ける。
するとそれが少しずつしっかりと形をもってくる。
イメージと現実の狭間で起きている事柄が、現実の世界の中で定着していく。
それは子供が「お母さん、見て!逆上がりが出来たよ!」と
言っている感じに似ています。
本当に出来ているんだけど、他者に承認してもらうことによって
それがよりリアルになる。
夢じゃなかったよね~ なんて 確認しているのかもしれません。
まだ不確かなところから、確実なものにしていく。
見届けるというのは様々な場面で、案外とても大切な行為のような気がします。