まん丸のリンゴと、一口かじったリンゴを見ると、
人はかじったリンゴに目がいく
と 心理学のお話でよく例に出されます。
人は欠けている部分につい目がいくもの。
それは異常を察知して身を守る本能であったり、
何かに気付くチャンスであったり、よい面もあるのですが、
でもそこにフォーカスしていると、そこがどんどん自分の中で
強化され、大きくなってしまいます。
セラピーではその欠けた部分を尊重しますが、
フォーカスするのはその部分ではありません。
目を向けるのはもっと本質の部分。
コアな部分の輝きです。
その輝きに繋がれば、欠けた部分も癒されていきます。
セラピーではそれが自然に出来るのに、自分のこととなると
なかなかそうもいきません…。
辛いニュースを見ると胸が痛くなり、悲しみや無力感が
どんどん大きくなっていきます。
でもそこからは何も生まれてきません。
目を背けるということではなく、それでも光に目を向ける。
光のもつ力が発揮できるように。
そして、私も地球の小さな小さな細胞の一つと思えば、
自分自身がエネルギーに満ちていることが、地球の免疫力を
高めるのに少しでも役立つ かも?
って気持ちで、気を満たしてみます。
満たされているからこそ出来ることもあるはずですね。