皆さんは子供の頃の写真ってご覧になることはありますか?
ふとアルバムが目について、久し振りに開いてみました。
私は小さい頃の思い出にあまりよい印象はなく、アルバムもそんなに見ることはありませんでした。
生まれて最初の半年は、母が入院していて他所に預けられていたので、そもそも写真がありません。
そして記憶が残る2、3歳くらいからは、いつも叱られて泣いている思い出。
よく泣くので頬はザラザラに荒れていて、父親からは「大根おろし器」と呼ばれていました。
そう言われてまた泣いて~みたいな感じで・・・(笑)。
でもね、久し振りにアルバムを見てみると、写真の私は笑ってる。
自分の記憶では、大根おろし器のひどい顔の私なのだけど、写真は結構かわいいじゃない!
もっとも白黒写真で、鮮明には写っていないのですが(笑)
それにふっくら丸い顔をしている。
ちゃんと愛と栄養をもらっていたってことを物語っている。
人は何か欠けているものに目がいきやすくて、それが強く心に残ってしまうけれど、
それ以上に満たされているものもあったはず。
本当にたくさんの愛、そして食べ物さんの恵みを受けて、ここまで生かせてもらってきたことを感じました。
そしてね、写真って、その時の心境で違って見えたりするから面白い。
たまに古いアルバムを広げるのもよいものです。